デブ野郎・不健康野郎のための知識から美Bodyを目指す!健康ブログ

現在、理学療法士として病院でリハビリを提供させていただいている大和と申します。栄養・運動・ダイエットなどなど健康に関する情報を提供し、少しでもみなさまのお役に立てればと思って書かせていただいてます...

よりよい筋トレのための効率のいい時間の話

 

こんにちは!!

大和です!!

 

 

本日、ついに日本1つ目の

メダル獲得しましたね!

 

 

ピョンヤンオリンピックで銅メダル!!

フリースタイルスキー男子モーグル

原大智選手!!

 

 

おめでとうございます!!

 

 

スピードスケートの高木美帆選手も

銀メダル獲得!!

 

 

やっぱり日本人の活躍は嬉しいですね。

この調子でメダル獲得者が

出てきてくれればと思います。

 

 

ミーハーですいません…

 

 

ではでは切り替えて今日も

筋トレの話をしていこうと思います!

 

 

◎本日の内容

 

 

筋トレを効率的に行うには?

 

 

前回の記事で筋トレを効率的に行うために

基本的な考え方である原理・原則の話を

させていただきました。

 

 

yamato0.hatenablog.com

 

 

yamato0.hatenablog.com

 

 

 

しかし原理・原則だけを知っていても

効率的に行えているとは言い難いです。

 

 

人間というものは一日の中で

流れがあり常に変動しています。

 

 

例えば、体温や血圧、血糖値、

自律神経の働きなど一日の中で

変化していることはたくさんあるのです。

 

 

ということは効果的な時間も

あるのではないかと考えます。

 

 

そこで今回は筋トレをするにあたって、

運動生理学的観点などから

おすすめの時間というのを

紹介していければと思います。

 

 

筋トレを避ける時間

 

 

筋トレをするにあたって

避けるべき時間というのは…

 

 

8:00-9:00、12:00-13:00、18:00-19:00

6:00-7:00、10:00-11:00、16:00-17:00

23:00-24:00

 

 

私はこのような時間を

避けるべきと考えています。

 

 

実は…

このように細かく時間を区切りましたが

時間に大きな意味はありません(笑)

 

 

一応理由がありまして

①は食後の時間

②は空腹時の時間

③は就寝前の時間

を表しています。

 

 

ではここからもう少し細かく

説明していきますね。

 

 

食後は筋トレを避けるべき

 

 

なぜ食後に筋トレを

避けるべきかと言うと

 

 

食後は消化器系に血流が

集中するからです。

 

 

本来、筋トレ時には筋肉に

血流が欲しいのですが

消化器系に取られてしまうので

あまり効率的に効果得られません。

 

 

よく食後に運動すると腹痛になるのも

それが原因と言われています。

 

 

活動している筋への血流というのは

様々な役割を果たしています。

 

酸素を運搬するだけでなく,

筋肉からの代謝産物や発生した熱を

速やかに取り除くことにも貢献する.

適切に血流量が配分されないと,

活動筋での酸素不足や代謝産物の蓄積により

代謝活動がうまくおこなわれず

運動パフォーマンスは低下する.

(運動時の反射性循環調節 西保 岳)

 

このように効果的に行うには

血流の確保も大切というのが分かります。

 

 

空腹時は筋トレを避けるべき

 

 

これは血糖値の関係から

このように言うことが出来ます。

 

 

基本的に運動をおこなう際には糖を

使ってエネルギー消費します。

 

 

しかし糖少なくなってくると

エネルギー消費ができなくなります。

脳などは必要な栄養素が糖分しかないので

それを置いておかなければなりませんしね。

 

 

ではどうするのか??

 

 

筋肉を分解してエネルギーを

使うようになっているのです。

 

 

有酸素運動であれば

脂質も消費していくのですが

筋トレになると脂質が消費しにくいので

筋肉を分解してしまいます。

 

 

筋肉を付けるはずの筋トレで

筋肉を分解されてしまうと

効率がぐっと下がってしまいます。

 

 

 

あと、一日の中で血糖値は午後から

低下する傾向にあります。

 

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(血糖の調整 葛谷 信貞)

 

これは10名の健常者に野菜食を与えた時の

24時間の血糖値の変動です。

 

 

夕方が低いことが分かります。

 

 

またこのような報告もあります。

Schiomka & Frentzen(1938)は種々な年令の

健常人80名(各10代各々10名つつ)について,

空腹時血糖値午前9時より午後1時まで,

1時間毎に測定し,血糖値は従来いわれているように,

決して一定値値維持するものでなく,

この間僅ながら下降の傾向値示すものが

多いことを報告している.

(血糖の調整 葛谷 信貞)

 

このことからも血糖値が一日で

低下傾向なのは分かります。

 

 

このように血糖値は下がっていくので

一番低いと考えられる食べる前(血糖値の補充前)は

効率が下がることが考えられます。

 

 

就寝前は筋トレを避けるべき

 

 

これは筋トレ効果というよりは

睡眠の邪魔をするからです。

 

 

筋トレを行うことにより

交感神経が働きます。

 

 

交感神経というのは簡単に説明させていただくと

自律神経を構成する一つで体を活動させるときに

働く神経になっています。

 

 

リラックス時に働く副交感神経とは

対の働きであり昼の神経などと

言われたりします。

 

 

筋トレにより交感神経が働いてしまうので

寝る前に行うことで睡眠の質を

下げる結果になってしまいます。

 

 

このことからおすすめできません。

 

 

結局何時ごろがいいのか?

 

 

私の個人的意見ですが

私は筋トレを行うのであれば

10:00ごろがいいと思います。

 

 

ただなかなか仕事があったりと

その時間に行うことが

難しかったりするとは思います。

 

 

仕事終わりにするのであれば

夕食前に実施するのがいいと思います。

 

 

実施前に軽く何か少しだけ食べておくことで

筋の分解を防ぐのも重要だと思います。

 

 

プロテインなんかを飲んでいる人は

筋トレ前にもよく飲んでいますよね。

 

 

ただ注意して欲しいのは

筋トレの場合の話です。

 

 

ダイエットとなると脂肪燃焼が遅れてしまうので

プロテインなどのもの以外は

あまり食べない方がいいと思われます。

 

 

結局大切なのは継続ですけどね(笑)

せっかくなので効率よくやりましょう!!!

 

 

ということで今日の話はここまでっ!!!

本日もご覧いただきありがとうございました!

 

 

何かご質問やご意見があれば気軽に

コメントいただければと思います。

 

 

それではまた次回に!!