デブ野郎・不健康野郎のための知識から美Bodyを目指す!健康ブログ

現在、理学療法士として病院でリハビリを提供させていただいている大和と申します。栄養・運動・ダイエットなどなど健康に関する情報を提供し、少しでもみなさまのお役に立てればと思って書かせていただいてます...

脂肪(脂質)が多い人のための脂質異常症の話

 

こんにちは!!!

大和です!!!

 

 

この間焼肉屋に行った時の

話なんですけど…

 

 

ごはん屋さんとかに行くと荷物を

置くカゴを置いてくれてる店が

あるじゃないですか、

 

 

ほとんどのお店ってカゴだけが

置いてくれてるということが

多いんですけど、

 

 

そこの焼肉屋さんはカゴにビニール袋を

つけてくれてたんですよ。

私の住んでいる所が田舎だからかも

しれないですがそんな店無くて…

 

 

気遣ってくれているなあ…

小さなことですがちょっとしたこと

また行こうって思えますね!

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美味しそうでしょっ!?(笑)

 

 

ご飯の話は置いといて

本題入っていこうと思います。

 

 

本日は脂質異常症について!!

 

 

◎本日の内容

 

 

 

脂質とは

 

まず脂質とは何か?というお話から

させていただきます。

 

脂質とは?

 

 

生体中に蛋白質,糖質とともに存在する物質 

 

引用元:コトバンク 

 

要するに生体を構成する

物質のひとつです。

 

 

生体は約60%が水分で出来ており、

次いでタンパク質、脂質、糖質、

核酸と続いている。

 

 

その中でも体を動かすための

エネルギーの役割を担っています。

 

 

 

 

脂質異常賞とは

 

では脂質異常症についてお話します。

この話は以前のブログでも紹介しているの

是非ご参考ください。

 

yamato0.hatenablog.com

 

 ここで簡単に説明させていただくと、

血液中の脂質が過剰、不足している状態

の事を言います。

 

ここで言う脂質とはコレステロール

中性脂肪(トリグリセライド)のことを指します。

 

 

ではどれだけ過剰に増えていると、

もしくは不足していると

脂質異常症と言われるのか?

 

 

基準値は

LDL-コレステロールが140mg/dL未満、

HDL-コレステロールが40mg/dL以上、

トリグリセライド(中性脂肪)が150mg/dL未満と

言われています。

 

 

ここでコレステロールに2種類あることに

お気づきでしょうか?

 

 

コレステロール

LDL(悪玉)コレステロール

HDL(善玉)コレステロール

分けることが出来ます。

 

 

何が違うのかと言うと

LDLコレステロールは肝臓から

全身の組織に運ばれ、

血管の壁に少しづつ蓄積していき

動脈硬化を進行させます。

このことから悪玉コレステロール

呼ばれます。

 

 

それに対し、HDLコレステロール

コレステロールを全身の組織から

肝臓へ回収する働きがあます。

悪玉コレステロールとは逆に

動脈硬化を防ぐ作用があり、

善玉コレステロールとも呼ばれています。

 

 

対照的なふたつのコレステロールですが

LDL(悪玉」が少なくて

HDL(善玉)が多いほうがいい!!

って言う話でもないんですよね…

双方のバランスが重要です。

 

 

脂質異常症

昔、高脂血症とも言われてて。
血液中に余分な脂質が多くなると、

動脈硬化を起こしやすくなり、

心筋梗塞脳卒中などのリスクが高くなります。

 

 

また現在の脂質異常症患者数は

206万人程度と言われています。

 

厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の

平成26年調査によると、高脂血症の総患者数

(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は、

206万2,000人でした。 

性別では、男性59万6,000人、女性146万5,000人で、

女性は男性の2.5倍も多い結果となりました。

引用元:一般社団法人 日本生活習慣病予防協

 

私的に男性の方が多いと

思っていたので意外ですね。

 

 

脂質異常症が人体に与える影響

 

 

次に脂質異常症が人体に与える

デメリットについてお話します。

 

 

脂質異常症の多くは動脈硬化

という状態に陥っています。

 

 

動脈硬化とは

動脈の内腔が狭くなることです。

みなさんはホースから流れる水を

日常で使用することがあると思います。

 

 

よく例えられるのですがホースが血管、

流れる水が血液ということを

イメージしてもらえればと思います。

 

 

動脈硬化はこんな感じ!!!

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引用元:tamagawasmile.com

 

 

脂質(コレステロール中性脂肪)が

血管壁に入り込むことで

ホースの中が狭くなってしまうんですよね…

 

 

ということは血管壁により強い力が

加わることになります。

狭くなることでの詰まるリスク、

血管に力が加わることで避けるリスクが

増えることになります。

 

 

なので脳卒中心筋梗塞

繋がるわけですね。

 

実際に出ているデータを提示すると

 

LDL-コレステロールが140以上だと、
80未満に比べて、心筋梗塞狭心症の危険が2.8倍

中性脂肪(トリグリセライド:TG)が165以上だと、
84未満に比べて心筋梗塞狭心症の危険が2.9倍

LDL-コレステロールが2~3割低下すると、
心筋梗塞狭心症の危険が約3割低下する

減塩に気を付けたうえでの日本食型の食生活では、
欧米型よりも、心筋梗塞狭心症による死亡が約2割少ない

引用元:一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 

 

明らかに心臓へ悪い影響

与えることが分かりますね…

 

また脂質異常症患者の

医療費も増加傾向

あるという現状です。

 

 

脂質異常症にならないための対策・予防

 

では最後に皆さんで脂質異常症

予防していきましょう。

 

 

今回も前回とよく似たお話に

なってきますが食事療法が大切になります。

 

 

脂質異常症とは先ほど述べさせてもらったように

血中のコレステロール中性脂肪が多い状態に

あるので血液がドロドロになっている状態でもあります。

 

 

なのでこの血液をサラサラにする必要があります。

そこで食生活を改善していくことが大切です。

 

 

基本的には脂質の少ない食事を取ること。

動物性脂肪(とくに肉類)を控えましょう

 

 

牛肉や豚肉の脂の部分は美味しいですよね…

でも脂部分があまり良くないんですよね…

肉を食べる際はロースよりもヒレ、

また鶏肉の場合は皮を取ってしまいましょう。

これでもかなりの脂質を減らすことができます。

 

 

その他コレステロールが多い食品として

鶏卵、イクラやタラコなどの魚卵、

ウナギなどが挙げられます。

 

 

次にコレステロール中性脂肪を減らす働きの

ある食品を紹介します。

それは青魚イモ類、

根菜類、大豆類です。

 

 

青魚に含まれる

不飽和脂肪酸という物質に

LDL(悪玉)コレステロール

減らす働きがあります。

 

 

イモ類、根類は食物繊維が豊富です。

食物繊維には、コレステロール

中性脂肪が腸内で吸収されるのを

防ぐ働きがあります。

 

 

また大豆類に多く含まれている

植物性タンパク質にもコレステロール

中性脂肪を減らす役割が

あると言われています。

大豆には食物繊維も多く含んでいるため

豆類は毎日食べることを推奨されています。

 

 

実際90代後半の患者様で

朝最初に口に入れるものは

豆にしているっていう人いてましたね。

 

 

豆は長生きの秘訣なのかも!!

 

 

ビタミンCやEには動脈硬化

予防する働きがあるので

緑黄色野菜もオススメ出来ます。

 

 

また主食(ご飯、パンなど)は脂質が少ないので

主食を食べることは大切です。

 

 

食べ物以外で気をつけることとして、

慢性的な食べすぎにより、

中性脂肪が蓄積されていくので

腹八分目にする意識をする。

 

 

そのためにゆっくり食べる、

ひと口ごとによく噛んで食べる

食事の途中で箸を置き休む

など急いで食べないように注意しましょう。

 

 

食べる時間にも注意しましょう。

夜間はエネルギー消費量が減るため、

食べたものが中性脂肪になりやすいです。

夕食の食べ過ぎなどに注意しましょう。

 

 

あとは節酒と運動ですね。

運動は有酸素運動によって

脂肪が燃焼されるので

普段から階段を使う移動は

徒歩や自転車に変更するなど

日常に落とし込んでいきましょう。

 

 

日常的に意識することで

習慣化することが大切ですね!!

 

 

脂質異常症話はここまでっ!!!

本日もご覧いただき

ありがとうございました!

 

次回は糖尿病について

お話したいと思います…